🏠 家庭でのかかわり 天神は発達障害・学習障害の子に合う?料金の調べ方・無料体験の流れ・ネット不要の教材の仕組みを公式情報で整理
この記事の目次
国語の音読は1行目で目が止まり、算数の文章題は読む前に「わからない」と席を立つ。鉛筆を持たせると、書く前に手が止まる。寝かしつけのあと「天神」の公式サイトを開いたら、料金のページに金額が載っていなかった。
ここで手が止まるのは、中身も値段も分からないまま資料請求するのが気が重いからです。公式サイトの説明を読むと、天神は読み書きの負担を機械に肩代わりさせながら、学年をさかのぼって学びたい子に向いた作りです。一方で、家にWindowsのパソコンがない場合や、紙と対面のほうが落ち着く子は、先に確かめたいことがあります。
この記事は、発達障害や学習障害、グレーゾーンの子の家庭学習を考えている方に向けたものです。株式会社タオの公式サイトと文部科学省の資料だけを使い、2026年10月16日に確認した内容で、仕組み・料金の調べ方・無料体験の流れ・申し込む前の質問をまとめます。
天神は発達障害・学習障害の子に合う?公式情報から見える目安
公式サイトの記載から読み取れる目安を、2つに分けました。当サイトの評価ではなく、公式の記載と動作環境で確かめられる条件です。
向きやすいのは、次のような条件です。
- 文章を読むのがつらく、問題やヒントを声で聞けると取り組みやすい
- 鉛筆で書く負担が大きく、タッチやキーボードで答えたい
- 学年にとらわれず、つまずいた単元に戻って学びたい(先取りも)
- 学校の教科書に沿った内容で、予習と復習をしたい
- 画面にキャラクターや動画が出ると、気が散ってしまう
- きょうだいで使いたい、期限を気にせず長く手元に置きたい
慎重に確かめたいのは、次のような条件です。
- 家にWindows 11のパソコンがない(Mac・Chromebookは動作保証外)
- 料金を先に知ってから動きたい(公式サイトには載っておらず、資料の価格表で分かる)
- 買い切り型なので、合わなかったときの重さが月額制より大きい
- 人に教わるほうが安心する、紙のドリルのほうが集中できる
- 不登校で、学校の出席扱いを主な目的にしている
💡 慎重な側に当てはまっても、候補から外す必要はありません
動作環境は公式ページで、料金は資料の価格表で、合うかどうかは無料体験で確かめられます。根拠はこの先で、公式の記載と一緒に説明します。
読み書きのつまずきをどう切り分けるかは、漢字が書けない・覚えられないで整理しています。
天神の教材の仕組み:レクチャー・単元学習モード・ネット不要のUSB型
天神は、1995年に株式会社タオが発売したパソコン用の家庭学習教材です。幼児向けは専用タブレット、小学生・中学生向けはUSBメモリに収録して届く形で、学習にインターネットはいりません。
商品の種類と、家で用意するもの
公式の料金・商品ページと動作環境のページを、1つの表にしました。
| 商品 | 対象 | 届く形 | 家で用意するもの |
|---|---|---|---|
| 幼児タブレット版 | 0〜6歳相当(小学校受験の内容まで) | 全内容を収録した専用タブレット | なし(ネット接続も不要) |
| 小学生版 | 小1〜小6(国語・算数・理科・社会・生活・英語) | 注文した学年・教科を収録した専用USBメモリ | Windows 11のパソコン(USBポート タイプA) |
| 中学生版 | 中1〜中3(国語・数学・理科・社会・英語) | 同上 | 同上 |
| First English | 英語に特化(フォニックスから英会話まで・教科書準拠ではない) | 同上 | 同上 |
パソコン本体は付属しません。動作環境のページでは、Mac・Chromebookは動作保証の外で、Windows 11のSモードは解除して使うと案内しています。よくある質問でも、Mac・iPad・Androidタブレット・スマートフォンでは使えない、と明記されています。
レクチャーから問題までの3段構成
発達障害・学習障害向けの公式ページによると、学習はレクチャー→ポイント→問題の3段構成です。レクチャーは単元の要点を5〜10分にまとめたショートアニメーションで、ポイントでおさらいしてから問題に進みます。問題はウォームアップ、基礎、応用の順に並び、一問一答で解いた直後に正誤が分かります。間違えた問題は類題でやり直せます。
学年は固定されません。公式ページは、学年に関係なく発達状況や理解度に合わせて、学年・教科ごとに選べると説明しています。苦手な単元だけを集めて集中する「単元学習モード」があり、さかのぼりも先取りもできます。内容は全国の小中学校で使われている検定教科書に準拠していて、小学生版は2024年度の教科書改訂にも対応しています。
読むのが苦手・書くのが苦手な子向けの機能
同じページには、特性に合わせた機能が並んでいます。読むのが苦手な子には、問題・ヒント・解説の音声の自動読み上げと、読んでいる場所の自動ハイライト。書くのが苦手な子には、タッチやキーボードでの入力。集中が続きにくい子には、アニメキャラのないシンプルな画面と、ネット不要だから動画に寄り道しない設計。視覚優位の子には、いま何問目で、あと何問かを示す視覚ガイダンスです。読み上げとハイライトは小学生版のページで機能として説明されているので、中学生版で使いたい方は、公式の中学生版ページで対象の教科を確かめてください。
紙で書く練習を残したい家庭向けの仕組みもあります。小学生版のページによると、問題はプリントして書いて解くことができ、画面とプリントの成績は別々に記録されます。よくある質問では、同じところを印刷しても毎回問題が変わる、と案内しています。

月額制のすららとの違い
同じ「発達障害の子の家庭学習」で比べられやすい、すららとの違いは、お金の払い方と使い方です。すららは月額制のオンライン教材で、ネットにつないで学び、退会すれば終わります。天神は必要な学年・教科を買い切る型で、ネットは不要、利用期限もありません。すらら側の料金と流れはすららの料金と無料体験の流れに、2つを機能ごとに並べた比較はすららと天神はどう違う?にまとめています。
天神の料金の調べ方と、無料体験・資料請求の流れ
天神の料金は、公式サイトに金額が載っていません。価格表は無料の資料に同封されていて、資料請求をした方だけに無料体験が案内されます。
料金の調べ方(公式サイトには載っていない)
料金・プランのページには、料金詳細は資料に同封の価格表で確認できる、とだけ書かれています。よくある質問でも、価格は資料に同封の価格詳細を見るように案内し、子どもごとに学習内容を選んで作るフルオーダーメイドなので価格も様々だ、と説明しています。
決まり方の骨組みは公開されています。1学年1教科から、複数の学年・教科をまとめたセットプランまで、必要な学習内容だけを申し込むオーダーメイド型です。たとえば「算数だけ、小3と小4」のように、いまの困りごとに合わせて組めます。サブスク型と違って利用期限がなく、買ったあとに学年をまたいで復習し直せる、と発達障害向けのページにあります。
きょうだいの扱いも公式に書かれています。安心サポートのページでは、1人ずつ買う必要はなく、名前を登録すれば全員で使え、購入後に生まれた子の追加も無料です(幼児タブレット版は3名まで)。よくある質問には、上の子が公立・下の子が私立で教科書が違っても、2人分の教科書データを入れて1つ分の料金で作る、とあります。
金額は、公式の価格表で確かめるのがいちばん確実です。資料が届いたら、必要な学年と教科の合計がいくらになるかを、価格表で見てください。
無料体験と資料請求の流れ
無料体験のページによると、体験にはパソコンやインターネットの準備がいらず、費用は一切かかりません。注文後に期間内に返却すれば実質無料、という前払い形式でもなく、往復の送料も無料です。資料請求フォームに入力するのは、保護者の氏名・住所・電話番号・メールアドレス・希望する資料・子どもの学年です。資料は幼児版と小学・中学版から選び、任意で発達障がいのある子の活用例と、不登校に関する案内も付けられます。電話の受付は10時から19時まで、日曜は休みです。海外への発送はありません。体験の4日間に見るのは、読み上げをつけた状態で子どもが自分で進められるか、タッチやキーボードの入力でつまずかないかです。公式の資料請求と無料体験の案内は、次のページから進めます:発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法に「天神」![]()
不登校の出席扱いは在籍校の校長が決める
不登校の子が家でICT教材を使って学んだ日を、学校が出席として扱える仕組みがあります。決めるのは教材の会社ではなく、在籍する学校の校長です。
文部科学省は、保護者と学校の連携、ICTなどを使った学習、対面指導、理解度をふまえた計画的な学習、校長による把握など、7つの要件を示しています。対象は小学校・中学校など義務教育の段階の子で、具体的な基準は学校や教育委員会が作ります。要件の原文と、担任から校長へ相談を進める流れは、すららで不登校の出席扱いになる条件で原典をもとに整理しました。教材が変わっても、学校側の手続きは同じです。
天神の不登校向けページは、この7つの要件に沿って、教科書準拠であることや、出席扱いの申請に使う学習記録をワンタッチで出力できることを説明しています。ただし、記録が出せることと、学校が出席扱いを認めることは別です。申し込む前に、在籍校に「家庭でのICT学習を出席扱いにする基準があるか」「対面指導を誰が担うか」を聞いておいてください。
無料で使える学校の道と組み合わせる
天神は家庭で使う有料の教材です。学校と教育委員会には、費用をかけずに使える支えが3つあります。先に確かめておくと、天神に任せる範囲がはっきりします。
1つ目は、学校への配慮(合理的配慮)の相談です。文部科学省の対応指針では、学校での合理的配慮の提供は法的な義務で、2024年4月からは私立学校も同じです。読むのがつらい子なら、テストの問題文を読んでもらう、板書を写す量を減らす、タブレットで入力するなど、困っている場面を担任に具体的に伝えるところから始まります。発達障害などで紙の教科書を読むのが難しい子は、文部科学省の音声教材を使って、端末で教科書を聞くこともできます。原則無償です。
2つ目は、通級による指導です。通常の学級に在籍したまま、障害による学習や生活の困難に合わせた、特別な指導を受けられます。文部科学省の手引では、学習障害(LD)や注意欠如・多動症(ADHD)の子は年間10単位時間から受けられます。仕組みと申し込みの流れは、通級指導教室とはにまとめました。
3つ目は、教育委員会の教育相談です。学習のつまずきや不登校について、無料で相談できます。窓口の名前や受付の方法は自治体ごとに違うので、学校か教育委員会に聞いてください。年齢別の相談先は発達障害の相談窓口はどこ?にまとめました。家庭学習の選択肢を教材・個別指導・配慮の軸で比べる考え方は、発達検査のあとの家庭学習の選び方で整理しています。
天神を申し込む前に確認したい7つの質問
公式サイトと資料、学校に聞いておきたいことを並べます。答えをメモしておくと、家族で決めるときの材料になります。
✅ 申し込む前に確かめる7つ
- 家にWindows 11のパソコンがあるか(Mac・Chromebookは動作保証外、USBポートはタイプA)
- 必要なのはどの学年・どの教科か(さかのぼりたい学年を含める)
- きょうだいで使うか(名前の登録と、教科書の違い)
- 体験の4日間に、何ができれば合格とするか(読み上げで自分で進められるか、入力でつまずかないか)
- 資料の価格表で、必要な学年・教科の合計がいくらになるか
- 読み上げやタッチ入力が、希望する教科・学年で使えるか(公式に確認)
- 出席扱いを考えるなら、在籍校の基準と対面指導の担い手(学校に聞く)
注文は電話かメールで、子ども専用のデータを作ってから発送されます。合わなかったときの返品やキャンセルの決まりは、注文の前に電話かメールで確かめてください。体験の期間には、親が横につかずに1回分の学習が終わるかを、1日だけ試してみてください。小学生なら【天神】小学生版
の資料で、教科と学年の組み合わせを確かめます。
まとめ
- 天神は、幼児〜中学生の内容を学年・教科ごとに選んで買う、ネット不要の家庭学習教材(小中はUSBメモリ、幼児は専用タブレット)
- 読み上げ・自動ハイライト・タッチやキーボード入力・単元学習モードが、公式の発達障害向けページに載っている
- 料金は公式サイトに載っておらず、無料の資料に同封される価格表で分かる。1学年1教科から選べて利用期限はない
- 無料体験は資料請求した方限定で、通常4日間。費用も送料もかからず、前払いもない
- 出席扱いを決めるのは在籍校の校長。学校の配慮・通級・教育相談は費用をかけずに使える
今夜はここまでで大丈夫です。明日、家のパソコンがWindows 11かどうかだけ確かめてみてください。それが分かれば、資料請求で選ぶのが小学・中学版か幼児版か、体験で何を見るかが決まります。
よくある質問
天神は、発達障害の診断がなくても使えますか?
公式サイトの料金ページや資料請求フォームを読む限り、診断書や手帳を条件にする記載はありません。資料請求フォームでは、希望する資料として幼児版か小学・中学版を選び、任意で発達障がいのあるお子様の活用例や不登校に関する案内も付けられます。診断の有無より、いまどの教科のどの単元でつまずいているかを先に整理しておくと、学年と教科を選びやすくなります。
Macやタブレット、スマートフォンで天神を使えますか?
公式のよくある質問では、Mac・iPad・Androidタブレット・スマートフォンでは利用できないと案内しています。小学生版・中学生版はWindows 11を搭載したパソコンとUSBポート(タイプA)が必要で、Mac・Chromebookは動作保証の外です。幼児タブレット版は専用タブレットで届くので、家で用意するものはありません。
天神の無料体験は何日間で、お金はかかりますか?
公式の無料体験のページでは、通常4日間、自宅で体験できると案内しています。費用は一切かからず、往復の送料も無料で、注文後に返却すれば実質無料という前払いの形でもありません。体験は資料請求をした方だけに案内されるので、先に無料の資料を取り寄せる必要があります。
天神に利用期限はありますか?きょうだいで使えますか?
発達障害向けの公式ページは、サブスク型の商品と違って利用期限がないと説明しています。安心サポートのページによると、1人ずつ買う必要はなく、名前を登録すればきょうだい全員で使え、購入後に生まれた子の追加登録も無料です。幼児タブレット版は3名までと書かれています。
天神を使えば、成績は上がりますか?
前もって約束できるものではありません。天神の発達障害・学習障害向けの公式ページにも、具体的な成果は保証されず、結果には個人差があるという注記があります。合うかどうかは子どもによって違うので、無料体験で読み上げをつけた状態で自分で進められるか、入力でつまずかないかを見てから考えてください。
参考・出典
- 天神公式サイト トップページ(運営:株式会社タオ)
- 天神公式サイト「発達障害・学習障害の児童生徒の勉強法」(学年教科ごとの選択・単元学習モード・読み上げとハイライト・タッチやキーボード入力・利用期限・学習記録の出力・効果に関する注記)
- 天神公式サイト「不登校児童生徒の家庭学習に」(1995年の発売・文部科学省の要件との対応・学習記録のワンタッチ出力)
- 天神公式サイト「料金・プラン・商品ラインナップ」(価格表は資料に同封・1学年1教科からセットプランまで・商品の種類と届く形)
- 天神公式サイト「無料体験・注文の流れ」(資料請求→資料請求者限定の無料体験・通常4日間・費用送料なし・前払いなし→注文は電話メール→発送)
- 天神公式サイト「よくあるご質問」(価格は資料の価格詳細を参照・ネット不要・Mac等では利用不可・プリント・きょうだいの扱い・無料体験)
- 天神公式サイト「必要な環境」(Windows 11・Mac/Chromebookは動作保証外・USBポート・幼児タブレット版は用意するものなし)
- 天神公式サイト「小学生版」(2024年度の教科書改訂に対応・理解度チェック・プリント学習・読み上げ機能・1学期〜3学期分)
- 天神公式サイト「安心サポート」(電話受付時間・購入後の子の追加登録・教科書改訂への対応)
- 天神公式サイト「無料資料請求フォーム」(入力項目・希望資料の選択・海外発送なし・電話受付時間)
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- 文部科学省「音声教材」