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白い机の上に、画面を消したタブレットと青いノートパソコンの端、眼鏡、紅茶のカップ、観葉植物が置かれている。タブレットで使う教材とパソコンで使う教材を、家で比べて選ぶ場面のイメージ 🏠 家庭でのかかわり
家庭でのかかわり 公開: 2026年5月8日

発達障害の子のタブレット・デジタル教材の選び方|すららと天神を公式情報で比べる(料金の出し方・読み上げ・出席扱い・無料体験)

この記事の目次
  1. 発達障害の子のデジタル教材、すららと天神はどう違う?先に結論
  2. すららと天神の違いを公式情報で比べる一覧表(タブレット学習・デジタル教材の比較軸)
  3. 料金の出し方と無料体験の流れ:すららは月額制、天神は価格表を取り寄せる
  4. 不登校の出席扱い・きょうだい利用・サポートの違い
  5. 無料で使える学校の道:学校の配慮・通級・音声教材(デイジー教科書)
  6. こんな子にはどちらから試す?公式に書かれた機能の有無で見分ける
  7. 申し込む前に確認したい質問リスト
  8. まとめ

音読の宿題は1行ごとに止まる。漢字の書き取りは3文字で鉛筆を置く。それでも口で説明させると、内容はちゃんと分かっている。夜、検索窓に「発達障害 タブレット学習」と打ち込むと、すららと天神の名前が並んで出てきて、違いが分からないまま画面を閉じました。

2つは、見た目が似ていて仕組みが違う教材です。すららは月額制でインターネットにつないで使う無学年式のオンライン教材、天神はパソコンかタブレットに教材を入れて使う、ネット不要の買い切り型です。どちらが上という話ではなく、お子さんの読み書きの困り方と家にある機器で、先に試す順番が決まります。

この記事は、発達障害やグレーゾーン、学習障害(LD)の子の家庭学習を考えている方に向けて、両社の公式サイトと文部科学省の資料だけを材料に違いを整理します。口コミや評判は扱いません。

発達障害の子のデジタル教材、すららと天神はどう違う?先に結論

公式サイトの記載から読み取れる違いは、大きく4つです。料金の決まり方、インターネットの要・不要、読み上げ機能の有無、無料体験の形。ここが分かれば、表の細かい行は確認のために読めば十分です。

  • 料金:すららは月額制で、小学コースは月額税込8,800円から(入会金は別)。天神は公式サイトに金額がなく、資料に同封される価格表で分かる買い切り型。利用期限はありません
  • ネット:すららは接続が必要。天神は学習にインターネットを使いません
  • 読み上げ:天神は、問題・ヒント・解説の自動読み上げと読み上げ箇所のハイライトを公式サイトに載せています。すららの公式サイトに読み上げ機能の記載はありません
  • 無料体験:すららはメール登録で体験版(講義の部分)をすぐ試せます。天神は資料請求した方限定で、実物が自宅に届いて通常4日間使えます

💡 どちらも、無料で試してから決められます

すららの体験版も天神の無料体験も、契約や前払いとは別の手続きです。合わなければ申し込まなくて大丈夫です。2026年10月16日に両社の公式サイトで確認しました。

学校の配慮や通級、個別指導まで含めて選択肢を並べたい方は、発達検査のあとの家庭学習の選び方を先に読んでおくと、この記事の位置づけが見えやすくなります。

すららと天神の違いを公式情報で比べる一覧表(タブレット学習・デジタル教材の比較軸)

2026年10月16日に両社の公式サイトで確認した内容です。順位は付けていません。公式に書かれていないことは「記載なし」と書いています。

比べる軸すらら天神
形態月額制のオンライン教材(無学年式)買い切り型のデジタル教材(学年・教科を選んで注文)
対象小1〜高3(契約したコースの範囲)幼児(0〜6歳相当)〜中3
料金の出し方小学コース4教科で月額税込8,800円〜。入会金は別公式サイトに金額なし。資料同封の価格表。1学年1教科からセットプランまで
利用期間月ごとの契約。月末までにWebで手続きすれば当月末で退会利用期限なし
学年のさかのぼり無学年式。契約コースの範囲内で行き来学年に関係なく教科ごとに選ぶ。単元学習モードでさかのぼり・先取り
読み上げ読み上げ機能の記載なし(多感覚学習と説明)問題・ヒント・解説を自動で読み上げ。読み上げ箇所を自動ハイライト(ハイライトは小学生版と注記)
入力文字入力の多い問題。外付けキーボードを推奨タッチ・キーボード入力。問題はプリントもできる
必要な機器パソコンかタブレット(スマートフォンは推奨外)小中学生版はWindows搭載パソコン(Mac・Chromebookは動作保証外)。幼児版は専用タブレットが届く
インターネット必要学習には不要
無料体験メール登録で体験版(講義の部分・小中高の全学年)資料請求した方限定。幼児タブレット版かパソコン版を自宅へ届け、通常4日間。費用・送料なし
不登校の出席扱い出席扱いの認定実績を累計2,500人以上と掲載。学習履歴が残る出席扱いの申請に使える学習記録を出力。認定は在籍校の校長(両社とも)
きょうだい利用1人1ID全員で使える。購入後の追加も無料(幼児タブレット版は3名まで)
サポートすららコーチ(月額に含む。最初の3か月は週1回程度のやりとり)電話サポート10:00〜19:00(日曜除く)・メールフォーム
運営株式会社すららネット(東京都千代田区)株式会社タオ(1995年に「天神」を発売)
公式サイト発達障害のお子様の自宅学習をサポート【すらら】【天神】小学生版

読み上げの行は、学習障害の子の教材を選ぶときに差が出るところです。天神の発達障害・学習障害向けページは、読むのが苦手な子向けに問題・ヒント・解説の自動読み上げと自動ハイライトを、書くのが苦手な子向けにタッチやキーボードでの入力を載せています。画面の作りも違い、天神はアニメキャラなどを置かないシンプルな画面で、ネットにつながないので学習と関係ない動画に流れないと説明しています。すららは、キャラクターの先生が話しかける対話型の講義です。どちらの画面でお子さんが手を止めずにいられるかは、体験で見るところです。

料金の出し方と無料体験の流れ:すららは月額制、天神は価格表を取り寄せる

料金で混乱しやすいのは、すららは金額が公式サイトに載っていて、天神は載っていない点です。載っていないのは隠しているのではなく、注文する学年と教科で金額が変わる作りだからです。

すららは、コースと教科の数で月額が決まります。2026年10月16日に公式の料金ページで確認すると、小学コース(小1〜小6の4教科)は月額8,000円(税込8,800円)、4ヵ月継続割なら7,480円(税込8,228円)です。入会金は入会時だけで、3教科と4教科のコースは税込11,000円、5教科と6教科のコースは税込7,700円です。4ヵ月継続割は最初の4か月は休止できず、途中で退会すると契約解除料金がかかります。コース別の一覧表はすららの料金と無料体験の流れにまとめています。

天神は、公式の料金ページに「料金詳細は資料に同封の価格表で」とだけ書かれています。よくある質問でも、学年と教科を選んで作るフルオーダーメイドなので価格もさまざまだとして、資料の価格詳細を見るよう案内しています。1学年1教科だけの注文から、セットプランまで幅があります。利用期限がないので、学年をまたいで復習するときも追加の支払いはありません。仕組みと資料の取り寄せ方は、天神は発達障害・学習障害の子に合う?で詳しく整理しています。

無料体験の流れは、2社でかなり違います。手順を並べました。

手順すらら天神
1公式の体験ページでメールアドレスを入力する公式フォームで資料請求する(保護者の氏名・住所・連絡先・希望する資料・子どもの学年)
2体験用のURLとパスワードがメールで届く資料と価格表が届き、資料請求した方限定で無料体験の案内が来る
3小・中・高の全学年の講義(レクチャー)部分を試す幼児タブレット版かパソコン版が自宅に届き、通常4日間使う
4必要なら資料請求(別のフォーム)注文は電話かメール。子ども専用のデータを作って発送

天神の体験で、パソコンやインターネットを用意する必要はありません。公式サイトは、費用は一切かからず、期間内に返却すれば実質無料といった前払いの形でもなく、往復の送料も無料だと書いています。パソコン版の体験では幼児・小学・中学の全学年全教科を試せるので、学年をさかのぼった単元でお子さんが手を止めないかを見られます。価格表と体験の案内は、公式サイトの資料請求から取り寄せられます:発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法に「天神」

不登校の出席扱い・きょうだい利用・サポートの違い

不登校のお子さんの家庭学習として考えているなら、先に押さえたいことが1つあります。どちらの教材を使っても、出席扱いにするかどうかを決めるのは在籍する学校の校長です。教材会社ではありません。

根拠は文部科学省の通知で、自宅でのICT等を使った学習を出席扱いにできるのは、保護者と学校の連携、対面指導、校長による把握など7つの要件を満たす場合です。対象は小学校・中学校など義務教育の段階の子です。要件の言い換えと学校への相談の進め方は、すららで不登校の出席扱いになる条件に原典から整理しました。天神を使う場合も、学校との話し合いの流れは同じです。

公式サイトの記載を比べると、すららの不登校向けページは、出席扱いの認定実績を累計2,500人以上と掲載し、学習履歴が残る仕組みだと説明しています。天神の不登校向けページは、7つの条件に天神がどう当てはまるかを説明し、出席扱いの申請に必要な学習記録をワンタッチで出力できると書いています。

きょうだいで使いたい家庭には、はっきりした差があります。すららは、一人ひとりの学習履歴をもとに学習を組み立てるため1人1IDで、きょうだいで1つのIDは使えません。天神は、きょうだい全員で使えて、購入後に生まれた子の名前を追加するのも無料です。幼児タブレット版は3名までと書かれています。

サポートの形も違います。すららは、保護者を支える「すららコーチ」が月額に含まれ、最初の3か月は週1回ほど学習の目標や進み具合をやりとりします。天神は、オペレーター直通の電話サポートが平日・土曜・祝日の10:00〜19:00(日曜除く)に開いていて、学習方法の相談には学習アドバイザーが答えると書いています。教え方を一緒に考える相手がほしいのか、困ったときに電話で聞きたいのかで、向く形が変わります。

無料で使える学校の道:学校の配慮・通級・音声教材(デイジー教科書)

どちらの教材も家庭で使う有料の教材です。学校には、費用をかけずに使える支えが3つあります。先に確かめておくと、家の教材に任せることがはっきりします。

1つ目は、学校への配慮(合理的配慮)の相談です。文部科学省の対応指針によると、2024年4月からは私立学校を運営する学校法人でも、配慮の提供が法的な義務になりました。音読の宿題を読み上げで代えてよいか、漢字テストの分量を減らせるかなど、困っている場面を担任に具体的に伝えるところから始まります。

2つ目は、通級による指導です。通常の学級に在籍したまま、障害による学習や生活の困難に合わせた、特別な指導を受けられます。文部科学省の手引では、学習障害(LD)や注意欠如・多動症(ADHD)の子は年間10単位時間から受けられます。教室の置き方は地域で違うので、担任か教育委員会に確かめてください。

3つ目は、文部科学省の音声教材です。発達障害などで紙の教科書を読むのが難しい子は、パソコンやタブレットで教科書を聞ける音声教材を、原則として無償で受け取れます。文部科学省のページでは、2026年度(令和8年度)は4つの団体が制作していて、日本障害者リハビリテーション協会の「マルチメディアデイジー教科書」もその1つです。読み書きのつまずきへの家での工夫は、漢字が書けない・覚えられないにまとめています。

こんな子にはどちらから試す?公式に書かれた機能の有無で見分ける

机の上のタブレットと教科書を前に、ノートに書き込む子どもの後ろ姿。読み上げや画面の作りが合うかを、家で実際に試してみる場面のイメージ

見分け方は、公式サイトに書かれている機能の有無から導いたものです。効果を約束するものではなく、どちらの体験を先に申し込むかを決めるための目安です。

📘 天神の体験から試す条件

  • 文章を読むところで止まり、問題文の読み上げがほしい
  • ネットにつながる端末だと動画に流れやすい
  • 家にWindowsのパソコンがある(就学前なら幼児タブレット版)
  • きょうだいで1つの教材を使いたい
  • 月額より、買い切りで手元に置きたい

💻 すららの体験から試す条件

  • 進め方を相談できる相手(すららコーチ)がほしい
  • 家の端末がiPadか、Mac(小学校高学年版以上)
  • 中学・高校の範囲まで、同じ教材で続けたい
  • 月ごとにやめられる形で始めたい
  • キャラクターの講義のほうが取り組みやすい

両方に当てはまるお子さんも多いはずです。その場合は、先にすららの体験版をメールで取り寄せ、同じ日に天神の資料請求を出しておくと、資料が届くまでの間にすららを試せます。天神の発達障害・学習障害向けページの末尾には、効果は保証されず結果には個人差があると書かれています。すららの受講規約にも、成績を保証しない条項があります。体験でお子さんが手を止めなかったかが、いちばん確かな材料です。

申し込む前に確認したい質問リスト

体験のあと、公式の窓口と学校に聞いておきたいことを並べます。答えをメモしておくと、家族で決めるときの材料になります。

✅ すらら・天神それぞれに確かめる質問

  • (天神)価格表のどのプランが、いま必要な学年と教科に当たるか。1学年1教科から始められるか
  • (天神)家のパソコンがWindowsの条件を満たすか。USBポート(タイプA)があるか
  • (天神)注文後のキャンセルや返品の条件はどうなっているか
  • (すらら)さかのぼりたい学年が、選ぶコースの範囲に入っているか
  • (すらら)4ヵ月継続割を選んだ場合の休止と、途中退会の契約解除料金
  • (すらら)家の端末が推奨環境に合うか。保護者用の画面はWindows 11で使えるか
  • (両方)出席扱いを考えるなら、学校が求める学習記録の形と対面指導の頻度(在籍校に聞く)

すららは、退会の時期を特に確かめてください。特定商取引法に基づく表示では、申し込んだ月のうちは解約できず、支払った利用代金は途中で解約しても返金しないとしています。入会の前に、体験版で講義を最後まで聞けるかを見ておく意味はここにあります。体験と資料請求は、公式サイトの次のページから申し込めます:発達障害のお子様の自宅学習をサポート【すらら】

まとめ

  • すららは月額制のオンライン教材(小学コースは月額税込8,800円〜・入会金別)、天神は料金を資料の価格表で確かめる買い切り型で利用期限なし(2026年10月16日確認)
  • 読み上げとハイライト、タッチ・キーボード入力、ネット不要の設計は天神が公式に載せている機能。すららの公式サイトに読み上げ機能の記載はない
  • 無料体験は、すららがメール登録で体験版、天神が資料請求した方限定で自宅に届く通常4日間
  • 出席扱いを決めるのは在籍校の校長。きょうだい利用は天神が全員、すららは1人1ID
  • 学校の配慮の相談・通級・音声教材(デイジー教科書など)は、費用をかけずに使える

今夜はここまでで大丈夫です。明日、お子さんが宿題で手を止める場面を1つだけ書き出してみてください。読むところで止まるなら読み上げのある天神の体験を、進め方で迷うならコーチのいるすららの体験を、先に申し込む順番がそのメモで決まります。

よくある質問

すららと天神は、スマートフォンだけで使えますか?

どちらも使えません。すららの公式サイトは、スマートフォンでは利用できないと案内し、パソコンかタブレット(iPadなら9.7インチ以上を横向き)を推奨しています。天神のよくある質問は、Mac・iPad・Androidタブレット・スマートフォンでは利用できないとしていて、小学生版・中学生版はWindows搭載のパソコンが必要です。幼児タブレット版は専用タブレットで届くので、家で用意するものはありません。

天神の料金は、なぜ公式サイトに載っていないのですか?

公式のよくある質問では、子どもごとに学年と教科を選んで作るフルオーダーメイドの教材なので価格もさまざまだとして、資料に同封する価格詳細を見るよう案内しています。1学年1教科だけの注文から、セットプランまで幅があるためです。金額を知りたいときは、無料の資料請求で価格表を取り寄せるのが唯一の公式の方法です。

発達障害の診断がなくても、すららや天神を使えますか?

どちらの公式サイトにも、診断書や手帳を申し込みの条件にする記載はありません。天神の資料請求フォームは保護者の氏名・住所・連絡先・希望する資料・子どもの学年を入力する形で、診断の有無を答える欄はありません。すららの料金ページや受講規約にも、診断を条件にする記載はありません。診断の有無より、いまどの単元で止まっているかを先に整理しておくと、どちらを試すか決めやすくなります。

天神の無料体験は、資料請求をしないと申し込めませんか?

公式サイトの「無料体験・注文の流れ」では、無料体験は資料を請求した方限定と書かれています。資料と一緒に届く案内、またはメールやLINEで体験を案内する流れで、体験の費用も送料もかからず、前払いもありません。まず資料請求をして、価格表を見てから体験を申し込むかどうかを決められます。

すららと天神の両方を試してから決めてもいいですか?

どちらも無料で試せるので、両方試してから決められます。すららはメールアドレスを登録するとすぐ体験版のURLが届き、天神は資料請求のあとに実物が自宅に届いて通常4日間使えます。先にすららの体験版を試し、その間に天神の資料を取り寄せておくと、待ち時間を無駄にせずに比べられます。

参考・出典

本記事は公的機関等の公開情報をもとに作成した一般的な情報提供であり、医学的な診断・助言に代わるものではありません。 制度の内容はお住まいの自治体や時期によって異なる場合があります。最新の情報は各公式窓口でご確認ください。