🏠 家庭でのかかわり すららの料金はいくら?月額8,800円〜・入会金・4ヵ月継続割と無料体験の流れ|発達障害の子に合うかの見分け方
この記事の目次
算数のプリントを前に、鉛筆が止まったまま10分がたつ。横で教え始めると、自分の声がとがっていくのが分かる。寝かしつけのあと「すらら」の料金ページまで開いたものの、うちの子に合うのかはまだ決められない。
決める前に調べたくなるのは、合わない教材で親子ともに疲れたくないからです。公式サイトの説明を読むと、すららは学年をさかのぼって学び直したい子と、教え方を相談できる相手がほしい家庭に向いた作りです。一方で、文字入力が負担な子や、出席扱いを目的にする場合は、先に確かめたいことがあります。
この記事は、発達障害やグレーゾーンの子の家庭学習を考えている方に向けたものです。公式サイトと文部科学省の資料だけを使って、仕組み・料金・無料体験の流れと、申し込む前の質問をまとめます。
すららは発達障害の子に合う?公式情報から見える目安
公式サイトの説明と制度の決まりから読み取れる目安を、2つに分けました。当サイトの評価ではなく、事実で確かめられる条件です。
合いやすいのは、次のような条件です。
- 学年をさかのぼって、つまずいた単元から学び直したい
- 人と向き合って教わるより、画面のキャラクターの説明のほうが取り組みやすい
- 親が教えるとぶつかりやすく、学習の進め方を相談できる相手がほしい
- パソコンかタブレットを用意でき、家で少しずつ続ける時間をとれる
慎重に確かめたいのは、次のような条件です。
- 文字を打ち込む問題に強い負担がある
- 家にある端末がスマートフォンだけ
- 不登校で、学校の出席扱いを主な目的にしている
- 1教科だけ、またはきょうだいで1つのIDを使いたい
- 4ヵ月継続割を選び、途中で休む可能性がある
💡 慎重な側に当てはまっても、候補から外す必要はありません
どれも無料体験と問い合わせで確かめられます。根拠はこの先で、公式の記載と一緒に説明します。
学年の内容でつまずき始めたときの考え方は、小4で急に勉強についていけなくなったで整理しています。
無学年式の仕組みと、特性のある子への公式の説明
すららは、学年の区切りを外して学べるオンライン教材です。小学1年生から高校3年生までの範囲を、契約したコースの中で行き来できます。
トップページの言葉では「苦手はさかのぼり、得意は先取り」です。教科は国語・算数(数学)・理科・社会・英語で、理科と社会は小学3年生、英語は中学1年生の範囲からです。中高・小中高コースの6教科プランには、高校1年生の情報Iも入ります。
学び方は、アニメのキャラクターが話しかける講義と、ドリル、テストの組み合わせです。公式の特徴ページによると、ドリルは理解に合わせて難しさを変え、つまずいた原因の単元まで自動で戻ります。
発達障がい向けの公式ページは、無学年方式と、文字・音声・アニメーションなど複数の感覚を使う学び方で、いまの理解度から始められると説明しています。不登校向けのページは、先生役がキャラクターなので、人と関わるのが苦手な子も取り組みやすいとしています。
端末はパソコンかタブレットで、スマートフォンは推奨環境の外です。文字入力の多い教材なので、タブレットなら外付けキーボードが勧められています。
月額には、保護者を支える「すららコーチ」も含まれます。よくある質問によると、最初の3か月は週1回ほど、学習の目標や進み具合をコーチとやりとりします。親が教えるとこじれるときの考え方は、宿題のたびに親子げんかになるにまとめています。
運営は東京都千代田区の株式会社すららネットです。公式サイトには、経済産業省の「未来の教室」実証事業に採用されたことや、特別支援学校・特別支援教室にも導入されていることが載っています。
すららの料金と入会金、無料体験・資料請求の流れ
料金は、コースと教科の数で決まります。お金を払う前に、無料体験と資料請求で中身を確かめられます。
コース別の月額と入会金
2026年10月4日に公式の料金ページで確認した金額です。1教科だけのコースはなく、IDは1人に1つです。
| コース | 学べる範囲 | 教科 | 月額 | 4ヵ月継続割の月額 |
|---|---|---|---|---|
| 小学コース | 小1〜小6 | 4教科(国・算・理・社) | 8,000円(税込8,800円) | 7,480円(税込8,228円) |
| 小中コース | 小1〜中3 | 3教科(国・数・英) | 8,000円(税込8,800円) | 7,480円(税込8,228円) |
| 小中コース | 小1〜中3 | 5教科(国・数・英・理・社) | 9,980円(税込10,978円) | 9,480円(税込10,428円) |
| 中高コース | 中1〜高3 | 3教科(国・数・英) | 8,000円(税込8,800円) | 7,480円(税込8,228円) |
| 中高コース | 中1〜高3 | 6教科(5教科+情報) | 9,980円(税込10,978円) | 9,480円(税込10,428円) |
| 小中高コース | 小1〜高3 | 3教科(国・数・英) | 10,000円(税込11,000円) | 設定なし |
| 小中高コース | 小1〜高3 | 6教科(5教科+情報) | 11,980円(税込13,178円) | 設定なし |
入会金は入会時だけで、3教科と4教科のコースは10,000円(税込11,000円)、5教科と6教科のコースは7,000円(税込7,700円)です。キャンペーンで変わる場合があるので、申し込む時点の料金ページで確かめてください。よくある質問では、入会金と月額のほかに料金は発生しないとしています。
4ヵ月継続割を選ぶと、最初の4か月は休止できず、途中で退会すると契約解除料金がかかります。3教科・4教科のプランなら、1か月目の退会で税込572円、3か月目で税込1,716円です。5か月目以降も自動で続き、解除料金はかかりません。支払いはクレジットカードで、デビットカードやプリペイド型は使えません。
無料体験と資料請求の流れ
体験では、お子さんがキャラクターの講義を最後まで聞けるか、自分で操作できるかを見てください。受講規約では、受講契約は規約に同意して入会を申し込み、すららネットが承諾したときに成立します。無料体験と資料請求は、この入会の申込みとは別の手続きです。どちらも公式サイトの次のページから申し込めます:発達障害のお子様の自宅学習をサポート【すらら】![]()
不登校の「出席扱い」は在籍校の校長が決める
不登校の子が家でICT教材を使って学んだ日を、学校が出席として扱える仕組みがあります。決めるのは教材の会社ではなく、在籍する学校の校長です。
対象は小学校・中学校など義務教育の段階の子で、文部科学省は次の7つの要件を示しています。
- 保護者と学校が十分に連携・協力している
- ICTや郵送などで提供される学習である
- 訪問などによる対面指導が適切に行われている
- 理解の程度をふまえた計画的な学習プログラムである
- 校長が対面指導や学習の状況を十分に把握している
- 基本的に、学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けられない場合の学習である
- 成果を評価に反映するときは、計画と内容が学校の教育課程に照らして適切である
国は一律の基準を示さず、学校や教育委員会が基準を作っておく必要があるとしています。2024年度の国の調査では、不登校の小・中学生353,970人のうち、自宅でのICT学習で出席扱いになったのは13,261人でした。
すららの不登校向けページは、出席扱いの認定実績を累計2,500人以上と掲載しています(2026年10月4日確認)。また2024年8月の文部科学省の通知は、在籍学年より下の内容を学んでいる教科などでは、評定まで記載するとは限らないと説明しています。
無料で使える学校の道と組み合わせる
すららは家庭で使う有料の教材です。学校には、費用をかけずに使える支えが3つあります。先に確かめておくと、すららに任せることがはっきりします。
1つ目は、学校への配慮(合理的配慮)の相談です。文部科学省の対応指針によると、2024年4月からは私立学校を運営する学校法人でも、この配慮の提供が法的な義務になりました。宿題の量やテストの時間など、困っている場面を担任に具体的に伝えるところから始まります。
2つ目は、通級による指導です。通常の学級に在籍したまま、障害による学習や生活の困難に合わせた、特別な指導を受けられます。文部科学省の手引では、学習障害(LD)や注意欠如・多動症(ADHD)の子は年間10単位時間から受けられます。教室の置き方は地域で違うので、担任か教育委員会に確かめてください。
3つ目は、文部科学省の音声教材です。発達障害などで紙の教科書を読むのが難しい子は、端末で教科書を聞ける音声教材を原則無償で受け取れます。読み書きのつまずきは漢字が書けない・覚えられないに、家庭学習の選択肢の比べ方は発達検査のあとの家庭学習の選び方にまとめました。
申し込む前に確認したい7つの質問
公式の窓口や学校に聞いておきたいことを並べます。答えをメモしておくと、家族で決めるときの材料になります。

✅ 申し込む前に確かめる7つ
- 学年と目的に合うのは、どのコースと教科の数か
- さかのぼりたい学年が、そのコースの範囲に入っているか
- 家の端末が推奨環境に合うか(スマートフォンは推奨環境の外)
- 申し込んだ月に合わないと分かったら、いつ退会できるか
- 4ヵ月継続割を選んだ場合の休止と、途中退会の契約解除料金
- すららコーチとのやりとりの方法と頻度
- 出席扱いを考えるなら、学校側にどんな手続きと対面指導が要るか(在籍校に聞く)
退会の時期は特に確かめてください。特定商取引法に基づく表示では、申し込んだ月のうちは解約できず、支払った利用代金は途中で解約しても返金しないとしています。料金ページは、月末までにWebで手続きすればその月の末で退会できると案内しています。答えがそろって試したいと思えたら、公式サイトから無料体験か資料請求を選べます:発達障害のお子様の自宅学習をサポート【すらら】![]()
まとめ
- すららは、小1〜高3の範囲をコースの中で行き来できる無学年式の教材
- 月額は税込8,800円〜13,178円(4ヵ月継続割なら税込8,228円から)、入会金は税込7,700円か11,000円(2026年10月4日確認)
- 無料体験では講義を試せる。体験と資料請求は、入会の申込みとは別の手続き
- 出席扱いを決めるのは在籍校の校長で、義務教育の段階が対象
- 学校の配慮の相談・通級・音声教材は、費用をかけずに使える
今夜はここまでで大丈夫です。明日、お子さんがどの単元からつまずき始めたかを、1つだけメモしてみてください。無料体験でどの学年の講義を試すかが、そのメモで決まります。
よくある質問
すららは、発達障害の診断がなくても使えますか?
公式の料金ページや受講規約を読む限り、診断書や障害者手帳を入会の条件にする記載はありません。資料請求のフォームでは、学習の目的として学校の補習や不登校なども選べ、特性を答える欄にはグレーゾーンという選択肢もあります。診断の有無より、いまどの単元でつまずいているかを先に整理しておくと、コースを選びやすくなります。
スマートフォンだけで、すららを使えますか?
公式のよくある質問では、スマートフォンでは利用できないと案内しています。推奨はパソコンかタブレットで、iPadなら9.7インチ以上を横向きで使い、文字入力の多い問題に備えて外付けのキーボードを勧めています。保護者用の管理画面はiPadとAndroidに対応しておらず、Windows 11で使うよう案内されています。
すららを使えば、成績は上がりますか?
前もって約束できるものではありません。すららの受講規約にも、すららネットが受講する子の成績を保証しないことに利用者が同意する、という条項があります。合うかどうかは子どもによって違うので、無料体験の講義を最後まで聞けるか、自分で操作できるかを見てから考えてください。
高校生も、家でのICT学習で出席扱いになりますか?
文部科学省が示す、自宅でのICT等を使った学習の出席扱いは、小学校・中学校など義務教育の段階の子が対象です。高校には別の決まりがあり、全日制や定時制の高校に通う不登校の生徒などは、在籍校が教育上有益と認めるときに、自宅などで通信教育を受けて単位を取れる仕組みがあります。高校生の場合は、在籍する高校に直接確かめてください。
きょうだい2人で、1つのIDを使えますか?
使えません。公式のよくある質問では、学習の履歴をもとに一人ひとりの学習を組み立てるため、1人1IDと案内しています。きょうだいで申し込む場合は、2人目の入会金を免除する兄弟紹介キャンペーンが用意されていると、同じページに書かれています。
参考・出典
- すらら公式サイト トップページ(無学年式の説明・経済産業省「未来の教室」実証事業への採用の掲載)
- すらら公式サイト「利用料金」(コース別の月額・入会金・4ヵ月継続割・契約解除料金)
- すらら公式サイト「発達障がいのお子さまの学びを支えるオンライン教材」
- すらら公式サイト「不登校のお子さまの学びを支えるオンライン教材」(出席扱いの認定実績の掲載)
- すらら公式サイト「すららの特徴」(ドリルの機能・導入実績)
- すらら公式サイト「よくある質問」(対象範囲・すららコーチ・退会・1人1ID)
- すらら公式サイト「推奨動作環境」
- すらら公式サイト「特別無料体験ページ申込」
- すらら公式サイト「『すらら』の資料請求:個人のお客様」
- すらら公式サイト「受講規約」(第3条 受講契約・第17条 解約)
- すらら公式サイト「特定商取引法に基づく表示」(事業者・支払方法・申込後のキャンセル)
- 文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」
- 文部科学省「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(通知)」令和6年8月29日
- 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
- 文部科学省「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針の策定について」
- 文部科学省「障害に応じた通級による指導の手引 解説とQ&A(改訂第3版)」
- 文部科学省「音声教材」