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白い机の上でノートパソコンのキーボードを打つ手元を真上から写した写真。家でネットコースの学習を進めるイメージ 🏫 園・学校生活
園・学校生活 公開: 2026年10月17日

N高のネットコースと通学コースの違いは?選考・学費・コース変更と選び方

この記事の目次
  1. N高のネットコースと通学コースの違いは何?比較表
  2. 1日の過ごし方と授業の受け方:時間割があるかないか
  3. 選考と学費の違い:リアルキャンパスだけ試験がある
  4. 入学後のコース変更:ネット→通学は3か月ごと、通学→ネットは6か月ごと
  5. 発達障害・グレーゾーンの子はどちらが合う?考え方の軸
  6. 今からコースを決める・出願後に変えたいときの確認リスト
  7. まとめ

N高の資料を開くと、ネットコースのほかに週5・週3・週1+と、選択肢がいくつも並んでいる。毎日通えたほうが生活リズムが整う気がする。でも、中学に行けていない今の様子を思うと、週5は遠く感じる。通学コースに試験があると知って、落ちたらどうしようと手が止まる。

ここで迷うのは、入ってから子どもがつらくならない形を選んであげたいからです。コースの違いは公式にかなり具体的に書かれていて、入学後に変えられる仕組みもあります。

結論から言うと、N高のネットコースは時間割がなく、家で自分のペースで学ぶコースです。通学コースは、決まった曜日と時間にクラスで学ぶコースです。通学コースはキャンパスに通うリアルと、自宅から参加するオンラインから選べます。この記事では、1日の過ごし方、選考、学費の差、入学後のコース変更、発達障害・グレーゾーンの子に合うほうの考え方を順に整理します。いまは2027年4月入学の出願期の最中なので、今からコースを決める人と、出願後に変えたくなった人のための確認リストも最後に置きました。根拠はN高の公式サイトと2027年度の募集要項だけで、確認日は2026年10月17日です。

N高のネットコースと通学コースの違いは何?比較表

違いの中心は、時間割があるかどうかと、選考・学費の3つです。卒業に必要な映像学習とレポート、毎年のスクーリングは、どのコースでも同じように必要です。公式の情報を並べると次のようになります。

比べる点ネットコース通学コース(週5・週3・週1+)
学ぶ場所家など好きな場所全国100か所以上のリアルキャンパスか、自宅から参加するオンラインキャンパス
時間割なし。自分で予定を組む決まった曜日・決まった時間にクラスで学ぶ
選考書類選考(必要に応じて面接)オンラインは書類選考。リアルは書類選考に加えて筆記試験と面接
学費単位制・通信制課程の学費のみ課程の学費に、コースの学費が上乗せされる
必要な端末スマートフォンかタブレットで学習できる推奨スペック以上のMacBookが必要
入学できる年齢上限の記載なし入学時点で20歳未満
入学時期4月・7月・10月・1月4月・7月・10月・1月

表は、公式のよくある質問、コース紹介、入学案内、2027年度の募集要項の記載をまとめたものです(2026年10月17日確認)。どのコースでも、生徒1人に複数のメンターがつきます。メンターは、学習や進路の相談にのる教育スタッフのことです。

1日の過ごし方と授業の受け方:時間割があるかないか

ネットコースと通学コースの1日を分けるのは、登校の時刻が決まっているかどうかです。

ネットコースは、公式のよくある質問に「時間割なし」と書かれています。映像学習とレポートを、好きな時間に好きな場所で進めます。スクーリングやテスト以外の予定は自分で組み立てる形です。進み具合はメンターが確認していて、ビデオ会議での個人面談や、保護者が加わる三者面談もあります。朝が苦手な子は、自分が動ける時間帯に学習を寄せられます。そのぶん、予定を自分で立てて続ける力が求められます。

通学コースは、原則として指定の時刻に登校します。欠席するときは、所属するキャンパスへの連絡が必要です。リアルキャンパスでは、子どもの登下校の時刻が保護者のメールに届く仕組みがあります。授業のない日でも、平日の放課後ならキャンパスに行って自習や交流ができます。メンターに加えて、TA(ティーチング・アシスタント)が生徒に伴走すると案内されています。

歩道を並んで歩く2人の学生の後ろ姿。リュックを背負い、ノートを抱えてキャンパスへ向かうイメージ

オンラインキャンパスは、この通学コースの授業に自宅から参加する形です。公式には、リアルキャンパスとの違いは通学するか自宅で参加するかだけで、受けられる内容に大きな違いはないと書かれています。ネットコースとの違いは、クラスの時間が決まっていて、仲間と同じ時間に学ぶ点です。遅刻や欠席はフォームで連絡します。

選考と学費の違い:リアルキャンパスだけ試験がある

選考で差が出るのは、通学コースのリアルキャンパスだけです。ネットコースとオンラインキャンパスは書類選考で、入学試験はありません。

リアルキャンパスの入学試験は、公式の「入学試験について」のページによると、筆記試験が35分、グループワークを含む面接が20分程度です。会場に行く現地受験と、Zoomを使うオンライン受験から選べます。受験料は15,000円で、試験の結果によっては入学できない場合があると案内されています。キャンパスの定員の状況で、途中で募集を止める可能性もあります。面接での配慮を頼みたいときは、N高は発達障害・グレーゾーンの子に向く?で相談の進め方を整理しています。

学費は、通学コースを選ぶと上乗せになります。2027年度の募集要項によると、通学コースの生徒は、ネットコースと同じ単位制・通信制課程の学費に加えて、コースの学費を納めます。入学初年度の合計(税込み)は次のとおりです。

コースリアルキャンパスオンラインキャンパス
週5コース1,028,000円700,000円
週3コース803,000円556,000円
週1+コース368,000円280,000円

この合計には、就学支援金を先に差し引いた課程の学費73,000円が含まれています。上乗せになるコースの学費は、就学支援金の対象外です。通学コースでは、これとは別にMacBook Air(約16万円)の購入が必要と書かれています。ネットコースの学費の内訳や、世帯の収入で変わる就学支援金の額は、N高の学費と就学支援金で整理しています。コースごとの学費表は募集要項に載っていて、資料は【N高等学校】の公式サイトから無料で取り寄せられます。

入学後のコース変更:ネット→通学は3か月ごと、通学→ネットは6か月ごと

コースは、入学したあとでも変えられます。公式のよくある質問に、年度の途中でも変更できると書かれています。

変更の向き公式に書かれている時期
ネットコース → 週5・週3・週1+コース3か月ごと
週5・週3・週1+コース → ネットコース6か月ごと
週5・週3・週1+コースのあいだで通学日数を変える3か月ごと

ネットコースから通学コースへ移る向きのほうが、変えられる間隔が短くなっています。まずネットコースで生活を整え、子どもが通いたいと言い出したら週1+から試す、という順番も取れます。逆に、通学コースで始めてつらくなった場合、ネットコースへ移れるのは6か月ごとです。

公式サイトに書かれていないこともあります。変更の申し込みの締切、年度の途中で変えたときの学費の精算、リアルキャンパスへ移るときに入学試験がいるかどうかです。2026年10月17日の時点で記載が見当たらないので、窓口で確かめてください。

💡 最初の選択で、3年間が決まるわけではありません

ネットから通学へは3か月ごと、通学からネットへは6か月ごとに変えられると公式に書かれています。いまの子どもの様子で選び、入ってから合わせ直せます。

発達障害・グレーゾーンの子はどちらが合う?考え方の軸

どちらが合うかは、子どもが決まった時刻に、決まった場所へ向かえるかで考えると決めやすくなります。診断名で決まるものではなく、いまの生活の様子が手がかりになります。

🏠 ネットコースが合いやすい子

  • 朝の起床や登校に強い負担がある
  • 人の多い場所や音で疲れやすい
  • 自分のペースなら学習に向かえる
  • 家で過ごす時間を、まず安定させたい

🏫 通学コースが合いやすい子

  • 決まった時間割があるほうが動きやすい
  • 1人だと予定を立てて続けるのが難しい
  • 同じ年ごろの仲間と過ごしたい
  • 外に出る予定が生活の支えになる

迷ったときは、通う日数とキャンパスの種類を分けて考えます。週5のリアルキャンパスが重く感じるなら、週1+や、自宅から参加するオンラインキャンパスという段階があります。時間割の助けは欲しいけれど外出がつらい子には、オンラインキャンパスが間の選択肢になります。

ネットコースでも、毎年のスクーリングでは会場へ行きます。日数や会場、行きたがらない子への向き合い方は、N高のスクーリングは年に何日?で整理しています。どのコースでも人と会う日はあると知っておくと、子どもと話すときの見通しになります。

今からコースを決める・出願後に変えたいときの確認リスト

2027年4月入学の出願は第6期(2027年3月16日まで)まであり、10月の今からでもコースを決めて出願できます。第1期の締切は2026年10月20日、第2期は10月23日から11月24日までです。期ごとの締切と書類は、N高の出願の流れと期限で確かめてください。

すでに出願した人が気をつけたいのは、取り消せない手続きがあることです。入学案内のページには、Web出願の登録後は志望校(N高・S高・R高)を変えられないと書かれています。リアルキャンパスの試験予約の後は、受験日程と会場も変えられません。また、課程の合否と通学コースの合否は別々に発表されます。通学コースが不合格だったときにネットコースとして入学できるか、出願後から入学までのあいだにコースを変えられるかは、公式サイトに記載がありません。窓口で直接聞くのが確実です。

✅ コースを決める前・出願後に窓口で聞くこと

  • 通学コースが不合格のとき、課程の合格だけでネットコースとして入学できるか
  • 出願後から入学までのあいだに、コースや通学日数を変えられるか
  • 入学後にリアルキャンパスへ移るとき、入学試験がいるか
  • 年度の途中でコースを変えたとき、学費の差額はどう精算されるか
  • 希望するキャンパスの募集が、まだ続いているか

相談窓口は0120-0252-15(平日10時〜19時)です。答えをメモしておくと、子どもとコースを話し合うときの材料になります。学費表と出願の流れが手元にあると質問が具体的になるので、電話の前に【N高等学校】の資料を取り寄せておくと、確認に時間を使えます。

まとめ

  • ネットコースは時間割なしで家で学ぶ。通学コースは決まった曜日と時間にクラスで学び、リアルとオンラインを選べる
  • 入学試験があるのはリアルキャンパスだけ。筆記35分と、グループワークを含む面接20分程度
  • 通学コースは課程の学費にコースの学費が上乗せされ、上乗せ分は就学支援金の対象外。MacBook Airも必要
  • 入学後のコース変更は、ネット→通学が3か月ごと、通学→ネットが6か月ごと
  • 不合格時の扱いや出願後の変更は公式に記載がないので、窓口で確かめる

今夜はここまでで大丈夫です。明日、子どもに「決まった時間に行く日が週に何日なら行けそうか」を1つだけ聞いてみてください。

よくある質問

ネットコースでも、パソコンを買う必要がありますか?

公式のよくある質問によると、必修授業の映像学習やレポートは、スマートフォンやタブレットでも進められます。ただし、プログラミングなど一部の課外授業はパソコンが前提です。通学コース(週5・週3・週1+)を選ぶ場合は、推奨スペック以上のMacBookシリーズが必要と案内されています。

オンラインキャンパスとリアルキャンパスで、授業の中身は違いますか?

公式のよくある質問では、違いはキャンパスに通うか、自宅からクラス学習に参加するかだけで、受けられる内容に大きな違いはないと説明されています。リアルキャンパスの授業内容とコンセプトも、キャンパスごとに変わらないと書かれています。通いやすさと、子どもが人のいる場所でどれだけ過ごせるかで選んでください。

通学コースに入っても、スクーリングには別に行くのですか?

行きます。公式のよくある質問によると、ふだんのキャンパスへの通学とは別に、卒業に必要なスクーリングに毎年参加します。多くの場合は、ふだん通っているキャンパスとは別の会場で行われます。原則2年次は、在籍する学校の本校スクーリングに参加します。

週5コースから週3コースのように、通学の日数だけを変えられますか?

変えられます。公式のよくある質問には、週5・週3・週1+コースのあいだで通学の日数を変える場合は、3か月ごとに変更できると書かれています。手続きの締切や学費の差額の扱いは公式サイトに載っていないので、入学後に担当のメンターか窓口に確かめてください。

参考・出典

本記事は公的機関等の公開情報をもとに作成した一般的な情報提供であり、医学的な診断・助言に代わるものではありません。 制度の内容はお住まいの自治体や時期によって異なる場合があります。最新の情報は各公式窓口でご確認ください。